ニュース速報

ワールド

米大統領、11月3─14日にアジアなど歴訪 北朝鮮対応で連携強化へ

2017年10月17日(火)14時57分

 10月16日、米ホワイトハウスは、トランプ大統領のアジア歴訪を含む11月3─14日までの外遊日程に関する声明を公表した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮情勢を巡る緊張が高まる中、アジア各国首脳との会談を通じて連携を強化したい考え。ホワイトハウスでメディアの質問に答える同大統領(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン/東京 17日 ロイター] - 米ホワイトハウスは16日、トランプ大統領のアジア歴訪を含む11月3─14日までの外遊日程に関する声明を公表した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮情勢を巡る緊張が高まる中、アジア各国首脳との会談を通じて連携を強化したい考え。日程は9月29日に発表済みだったが、旅程の詳細が明らかになった。

声明によると、トランプ大統領は11月3日にハワイを訪れた後、5─7日まで日本に滞在する。安倍晋三首相との首脳会談に加え、北朝鮮による拉致被害者の家族とも面会する。

7日は韓国の文在寅大統領と会談を行うほか、国会でも演説する見通しで、「北朝鮮に最大限の圧力をかけるための協力を国際社会に呼びかける」という。8日は中国で習近平国家主席と会談する。

10日にはベトナムのダナンを訪れ、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する。翌11日は首都ハノイで、チャン・ダイ・クアン国家主席との会談に臨む。

最後に訪問するフィリピンでは、12日にマニラで東南アジア諸国連合(ASEAN)創設50周年の記念行事に出席し、13日は米ASEAN首脳会議に参加する。同国のドゥテルテ大統領との会談も行われる。

(梅川崇)

ロイター
Copyright (C) 2017 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、今後5年間で財政政策を強化=新華社

ワールド

インド・カシミール地方の警察署で爆発、9人死亡・2

ワールド

トランプ大統領、来週にもBBCを提訴 恣意的編集巡

ビジネス

訂正-カンザスシティー連銀総裁、12月FOMCでも
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    「不衛生すぎる」...「ありえない服装」でスタバ休憩…
  • 5
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 6
    『トイ・ストーリー4』は「無かったコト」に?...新…
  • 7
    ヒトの脳に似た構造を持つ「全身が脳」の海洋生物...…
  • 8
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 9
    文化の「魔改造」が得意な日本人は、外国人問題を乗…
  • 10
    「水爆弾」の恐怖...規模は「三峡ダムの3倍」、中国…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 6
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 7
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 8
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中