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ロシアが旅客機墜落は「テロ」と断定、シリア空爆強化へ

2015年11月18日(水)06時49分

 11月17日、ロシア大統領府は、10月31日にエジプト・シナイ半島で起きたロシア旅客機墜落について、爆発物が原因で墜落したと発表した。1日撮影(2015年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

[モスクワ 17日 ロイター] - ロシア政府は17日、10月末にエジプトで発生したロシア旅客機墜落について、爆発物が原因によるテロと断定する分析結果を公表した。ロシアが墜落原因を爆発物と認定したのは初めて。

プーチン大統領は、犯人の捜索とともにシリアでの空爆を強化すると言明。「犯人がどこにいようとも必ず見つけ出して処罰する」と語った。

ロシア連邦保安局(FSB)のボルトニコフ長官はプーチン大統領が開いた会議で「専門家による分析の結果、最大1キロの手製のTNT爆弾が飛行中の機内で爆発し、機体は空中分解した。落下した残骸が広範囲にわたっていることも上空での爆発を裏付けている」とし、「明らかにテロリストの仕業だと言える」と述べた。

ロシア旅客機は10月31日にエジプトのシナイ半島で墜落。乗客乗員224人が死亡した。

*見出しを一部修正します。

ロイター
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