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フランス軍、「イスラム国」拠点を空爆 同時攻撃受け最大規模に

2015年11月16日(月)11時22分

 11月15日、パリで起きた同時多発攻撃の捜査が拡大する中、フランス軍はシリア領内にある過激派組織「イスラム国」の拠点を空爆した。写真はフランスの戦闘機、提供写真(2015年 ロイター/ECPAD)

[パリ/ブリュッセル 15日 ロイター] - パリで起きた同時多発攻撃の捜査が拡大する中、フランス軍は15日、シリア領内にある過激派組織「イスラム国」の拠点を空爆した。同組織は130人以上の死者を出した今回の事件で、犯行声明を出している。

フランス軍は、シリア北部ラッカの弾薬庫や訓練施設を空爆。同軍は数カ月にわたって、米国主導の空爆作戦に参加しているが、今回の空爆はこれまでで最大の規模だという。

司法筋によると、フランス警察は、同時攻撃の計画に関与したとして、ベルギー生まれのフランス人の男を指名手配。この男は実行犯2人の兄弟とされる。

警察はフランス国籍の自爆犯2人の身元を特定。現場で死亡した残りの実行犯4人の身元は明らかになっていない。

ロイター
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