[23日 ロイター] - 米司法省と商品先物取引委員会(CFTC)が、貴金属取引における価格カルテルの疑いで少なくとも10の金融機関を捜査していることが分かった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係筋の話として報じた。

捜査対象となっているのは英HSBCホールディングス<HSBA.L>、バークレイズ<BARC.L>、カナダのバンク・オブ・ノバスコシア<BNS.TO>、スイスのUBS<UBSG.VX>、クレディ・スイス<CSGN.VX>、ドイツ銀行、米ゴールドマン・サックス<GS.N>、JPモルガン・チェース<JPM.N>、仏ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、南アフリカ共和国のスタンダード銀行<SBKJ.J>。

記事によると、司法省はロンドンでの金、銀、白金とパラジウムの値決めに関して調査を進めている一方、CFTCは民事事件としての捜査を開始したという。

金融機関や司法省、CFTCからのコメントは得られていない。

ゴールドマンやHSBCなどについては昨年、白金やパラジウムなどの値決めの際に共謀して価格を不正に操作したとして、米企業がニューヨーク州南部地区の連邦地裁で訴訟を起こしている。

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