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日野自動車、米国でのエンジン認証問題で罪認める 制裁金16億ドル

2025年03月20日(木)10時33分

 日野自動車は19日、米国での複数年にわたるエンジン認証問題を巡り罪を認め、総額16億ドルを支払うことになった。米司法省が発表した。写真は同社のロゴ。都内で2017年10月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

David Shepardson

[19日 ロイター] - 日野自動車は19日、米国での複数年にわたるエンジン認証問題を巡り罪を認め、総額16億ドルを支払うことになった。米司法省が発表した。

デトロイトの連邦地方裁判所のマーク・ゴールドスミス判事は、日野の有罪答弁を受け入れ、5億2176万ドルの制裁金と5年間の保護観察処分を言い渡した。保護観察期間中は、米国への同社製ディーゼルエンジンの輸入が禁止される。

地裁はまた、同社に対して10億8700万ドルの没収金支払いを命じた。

親会社のトヨタ自動車はコメントを控えた。日野はコメント要請に現時点で応じていない。

日野は1月、エンジン認証問題に関して罪を認める意向を示していた。

ロイター
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