トランプ氏一族企業、サウジ首都にタワー建設へ
トランプ次期米大統領一族の複合企業「トランプ・オーガニゼーション」は、サウジアラビアの首都リヤドに高層ビル「トランプタワー」を建設する計画だ。写真はトランプ・オーガニゼーション上級副社長のエリック・トランプ氏。米ウィスコンシン州で7月撮影。(2024年 ロイター/Mike Segar/File Photo)
Pesha Magid
[リヤド 12日 ロイター] - トランプ次期米大統領一族の複合企業「トランプ・オーガニゼーション」は、サウジアラビアの首都リヤドに高層ビル「トランプタワー」を建設する計画だ。アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビを含めた中東地域で不動産事業を拡大する同社の構想の一環となる。
トランプ氏の次男でトランプ・オーガニゼーション上級副社長のエリック・トランプ氏がロイターに語った。リヤドでの建設は、UAEドバイを拠点とする高級不動産開発会社ダル・グローバルとの協業で手がける。
トランプ・オーガニゼーションとダルは11日、紅海沿岸にあるサウジの都市ジッダにトランプタワーを建設する計画も発表した。エリック氏によると、両社は来年以降にアブダビでも建設を予定している。
ダルのジアド・エル・チャール最高経営責任者(CEO)はロイターのインタビューで、両社がリヤドにゴルフリゾートを建設することも計画していると明らかにした。両社は2022年にオマーンでもゴルフリゾートの開発に着手している。