ニュース速報
ビジネス

豪銀NAB、4─6月はキャッシュ利益が8%減 資産の質低下

2024年08月16日(金)12時04分

 8月16日、豪銀大手ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が16日発表した第3・四半期(4─6月)決算は、キャッシュ利益が前年同期比8%減少した。写真はNABのロゴ。シドニーで2018年2月撮影(2024 ロイター/Daniel Munoz)

Himanshi Akhand

[16日 ロイター] - 豪銀大手ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が16日発表した第3・四半期(4─6月)決算は、キャッシュ利益が前年同期比8%減少した。収入減少や営業費用の増加に圧迫された。

同行はまた、資産の質がさらに低下したと指摘した。

生活コストの高止まりで家計の可処分所得が目減りし、ローン返済能力が損なわれており、延滞が増えている。

6月末時点の不良債権比率は1.31%で、3月から11ベーシスポイント(bp)上昇し、少なくとも2021年9月以来の高水準を記録。企業向け融資ポートフォリオの全般的な悪化と住宅ローンポートフォリオの延滞増加を反映した。

キャッシュ利益(未監査)は17億5000万豪ドル(11億6000万米ドル)。前年同期は19億豪ドルだった。

収入は過去2四半期の平均から1%減少。経費は給与関連費用の増加を背景に1%増加した。

シティのアナリストは、貸倒引当金が1億1800万豪ドルでコンセンサス予想の2億2000万豪ドルを下回ったと指摘。

「収入はコンセンサス予想を下回ったが、全体的なトレンドで同業との不一致が見られないことを踏まえると、コストが適切に管理されていることもあり、株価への影響は和らぐ可能性がある」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国、米と対話促進の用意 「レッドライン」は堅持=

ワールド

金融市場に大きな変動、極めて高い緊張感持ち注視=木

ビジネス

中東情勢を注視、中心的見通し実現すれば政策金利引き

ビジネス

焦点:中東緊迫で「現金が王様」に、株・債券・金下落
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 6
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 9
    イランへの直接攻撃は世界を変えた...秩序が崩壊する…
  • 10
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 6
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 10
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中