NY外為市場=ドル下落、対円では週足で6週間ぶりの上げ
終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが小幅下落して波乱の一週間を終えた。2016年1月撮影(2024年 ロイター/Jason Lee)
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが小幅下落して波乱の一週間を終えた。市場では、8日発表の米失業保険申請件数が予想以上に減少したことで、景気後退が迫っているとの見方に修正が入り、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退した。
ドル/円は過去3営業日の上昇から一転、この日は下げた。終盤は0.39%安の146.675円となったが、週足では6週間ぶりの上昇を記録する基調にある。
今週は変動の大きな一週間だった。2日に発表された米7月雇用統計が驚くほど軟調だったことが引き金となり、世界的に株価が急落。一方、円やスイスフランなど安全資産への需要が高まり、両通貨は5日に年初来高値水準に急騰した。
マネックスUSAのトレーディングディレクター、フアン・ペレス氏は「世界中で起きている混乱や紛争に対する安全な逃避先として、最終的に円を利用したいという意欲が高まった」と語った。
ドル指数は0.136%安の103.14。
ドル/スイスフランは0.18%安の0.865スイスフラン。週足ではまだ上昇を維持している。
CMEのフェドウォッチによると、FRBが9月17─18日に開催する次回米連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利下げを実施する確率は52%に低下。前日は69%だった。25bpの利下げが実施される確率は49%となった。
ユーロ/ドルは1.0919ドルで横ばい。英ポンドは1.2756ドルまで上昇した。
ドル/円 NY終値 146.61/146.65
始値 147.14
高値 147.15
安値 146.28
ユーロ/ドル NY終値 1.0916/1.0917
始値 1.0917
高値 1.0931
安値 1.0910
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