ニュース速報
ビジネス

ステランティス、上半期利益が40%減 減産・値下げを計画

2024年07月25日(木)20時15分

欧米自動車大手ステランティスが25日発表した上半期決算は利益が予想を下回り、株価が10%下落した。北米などで生産の縮小や価格の引き下げを行うと表明した。フィアットの新型パンダ、11日撮影。(2024年 ロイター/Massimo Pinca)

Giulio Piovaccari Gilles Guillaume

[ミラノ 25日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスが25日発表した上半期決算は利益が予想を下回り、株価が10%下落した。北米などで生産の縮小や価格の引き下げを行うと表明した。

EBIT(利払い・税引き前利益)は40%減の84億6300万ユーロ(91億7000万ドル)と、ロイターがまとめたアナリスト予想の88億5000万ユーロを下回った。

ステランティスのミラノ上場株は約8%下落した。一時2023年8月以来の安値を付けた。年初から時価総額が20%減少しており、欧州の主要自動車メーカーの中で最悪のパフォーマンスとなっている。

調整後EBIT利益率は10%弱に低下した。同社は通期で2桁の利益率を目指している。

フリーキャッシュフローは上半期に約4億ユーロのマイナスとなった。通年ではプラスになると予想している。

ナタリー・ナイト最高財務責任者(CFO)は北米を中心に在庫の削減や物流の改善に取り組んでいると説明した。

「需給を調整することはわれわれにとって重要なことの一つだ」と述べ、北米の生産量を減らし価格を引き下げる考えを示した。

シティのアナリストはメモで、ステランティスの問題は今後も続くとの見方を示した。過剰在庫が通期の利益率を圧迫するとし、この問題を解消しない限り本当の改善は期待できないと指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

情報BOX:主なトランプ発言、次期FRB議長巡り「

ワールド

中国、カナダとの協力深化に意欲 外相会談で

ワールド

EU、英と来週交渉開始 温室ガス排出量取引制度の連

ワールド

xAI、編集機能に制限 無許可の性的画像生成への批
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広がる波紋、その「衝撃の価格」とは?
  • 3
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救った...実際の写真を公開、「親の直感を信じて」
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 6
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 7
    鉛筆やフォークを持てない、1人でトイレにも行けない…
  • 8
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 9
    年始早々軍事介入を行ったトランプ...強硬な外交で支…
  • 10
    宇宙に満ちる謎の物質、ダークマター...その正体のカ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 10
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中