ニュース速報
ビジネス

NY外為市場=ユーロ/ドル、週間で2カ月ぶり大幅安 仏政局不安で

2024年06月15日(土)06時40分

ニューヨーク外為市場ではユーロが対ドルで下落。週ベースでは2カ月ぶりの大幅な下げを記録する見通し。フランスで実施される総選挙で極右が勝利すれば財政状況が悪化するとの懸念に圧迫された。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 14日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではユーロが対ドルで下落。週ベースでは2カ月ぶりの大幅な下げを記録する見通し。フランスで実施される総選挙で極右が勝利すれば財政状況が悪化するとの懸念に圧迫された。

フランスのルメール経済・財務相は14日、同国の総選挙で極右が勝利すれば、金融危機のリスクに直面すると述べた。

フランス市場では株式・債券などが売られ、仏債のリスクプレミアムは週ベースで2011年以来の高水準となったほか、銀行株も急落した。

終盤の取引で、ユーロは0.34%安の1.0699ドル。週間では0.95%安と2カ月ぶりの大幅な下落となる勢い。

ジェフリーズの外為部門グローバル責任者、ブラッド・ベクテル氏は「欧州でスプレッドが拡大すれば、ユーロは打撃を受けることになる」と述べた。

一方、ユーロ安がドルを押し上げ、主要通貨に対するドル指数は0.3%高の105.55となった。

米連邦準備理事会(FRB)は今週開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、年内利下げは1回のみ、利下げ着手は12月になる可能性を示した。

ただ、前出のベクテル氏は足元のドルの動きについて、FRBというよりはむしろ新興国や欧州での選挙が材料視されていると指摘した。

ドルは対円で0.17%高の157.29ドル。日銀の金融政策決定会合の公表内容がハト派的と受け止められたことから、ドルは一時は4月29日以来の高値となる158.26円を付ける場面もあった。

日銀は13—14日に開いた金融政策決定会合で、国債買い入れについて、市場参加者の意見も確認した上で次回7月の決定会合で今後1―2年程度の具体的な減額計画を決めることを決定した。次回会合までは3月会合で決めた月間6兆円程度の買い入れを継続する。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.84%安の6万5453ドル。

ドル/円 NY終値 157.37/157.40

始値 156.94

高値 157.49

安値 156.96

ユーロ/ドル NY終値 1.0700/1.0704

始値 1.0696

高値 1.0707

安値 1.0669

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

キーウにロシアの無人機攻撃、4人死亡・19人負傷 

ワールド

米連邦政府職員数が10年ぶり低水準、トランプ氏の縮

ビジネス

中国12月CPI、3年ぶり高い伸び PPI下落鈍化

ビジネス

中国AI企業ミニマックスが香港上場、株価50%高
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 5
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 6
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 7
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 8
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 9
    マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空…
  • 10
    「ショックすぎる...」眉毛サロンで「衝撃的な大失敗…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 7
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 8
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 9
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 10
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中