ニュース速報
ビジネス

グーグル、フィンランドのデータセンターに10億ユーロ追加投資

2024年05月21日(火)10時27分

米アルファベット傘下のグーグルは20日、欧州における人工知能(AI)事業の成長を促進するために、フィンランドのデータセンターの拡張に10億ユーロ(11億ドル)を追加投資すると発表した。写真は、同社のロゴ。2024年1月10日に米ラスベガスで撮影。(2024年 ロイター/Steve Marcus)

[ヘルシンキ 20日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは20日、欧州における人工知能(AI)事業の成長を促進するために、フィンランドのデータセンターの拡張に10億ユーロ(11億ドル)を追加投資すると発表した。

北欧諸国では涼しい気候、税制優遇措置、豊富な再生可能エネルギーが利用できるため、近年は多数のデータセンターが設置されている。

フィンランドの隣国、スウェーデンとノルウェーは最近、データセンターの受け入れに批判的な姿勢を強めている。一部の業界専門家は、北欧諸国は再生可能エネルギーをより高い剰余価値を国内に残せて、製造時に二酸化炭素(CO2)の排出が少ないグリーンスチールなどの製品に使用すべきだと主張している。

とはいえフィンランドの風力発電量は近年急増し、2022年だけで75%増の5677メガワットに達して、風の強い日は電力価格がマイナスに低下している。

そのため長期契約の下で同国の風力発電施設から電力を購入しているグーグルなどのデータセンターが利用できる再生可能エネルギーはまだある。

アナリストらはデータセンターの電力消費量は、AIの利用の急速な拡大により大幅に増加するとみている。

グーグルのフィンランドのハミナにあるデータセンターは既に97%カーボンフリーで稼働している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:戦闘で労働力不足悪化のロシア、インドに照

ワールド

アングル:フロリダよりパリのディズニーへ、カナダ人

ビジネス

NY外為市場=ドル横ばい、米CPI受け 円は週間で

ビジネス

米国株式市場=3指数が週間で下落、AI巡る懸念継続
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    【インタビュー】「4回転の神」イリヤ・マリニンが語…
  • 7
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 8
    機内の通路を這い回る男性客...閉ざされた空間での「…
  • 9
    中国の砂漠で発見された謎の物体、その正体は「ミサ…
  • 10
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベル…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中