ニュース速報
ビジネス

モルガン・スタンレー、アブダビ拠点開設 湾岸でプレゼンス拡大

2024年02月29日(木)17時11分

 2月29日、米モルガン・スタンレーは、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビに拠点を開設する。写真は同社のロゴ。2021年8月、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

Rachna Uppal

[ドバイ 29日 ロイター] - 米モルガン・スタンレーは、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビに拠点を開設する。既にドバイやサウジアラビア、カタールに拠点を構えており、湾岸地域でのプレゼンスを一段と拡大する。

モルガン・スタンレーEMEA(欧州・中東・アフリカ地域)の責任者であり、モルガン・スタンレー&Coインターナショナルの最高経営責任者(CEO)であるクレア・ウッドマン氏は29日に発表した声明文で「MENA(中東・北アフリカ)地域にとってエキサイティングな時代が待っている。資本市場の活動が成長と多様化を続ける中、地域と世界の投資家の双方に新たな有望な機会がもたらされる」と語った。

3つの政府系ファンドが存在するアブダビには、富裕層やヘッジファンド、オルタナティブ投資家など、ますます多様化する投資家層が引き付けられており、グローバルバンクは相次いでプレゼンス拡大に動いている。

ゴールドマン・サックスも昨年、アブダビの金融センターでの拠点開設を発表している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

原油先物5日ぶり反発、週間では3カ月半ぶり大幅安へ

ワールド

マスク氏への1兆ドル報酬計画、投資家と州当局が反対

ビジネス

完全失業率8月は2.6%に悪化、自発的離職が増加 

ワールド

米財務長官、アルゼンチン支援は「資金投入ではなく信
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
2025年10月 7日号(9/30発売)

投手復帰のシーズンもプレーオフに進出。二刀流の復活劇をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 2
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 3
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 4
    「人類の起源」の定説が覆る大発見...100万年前の頭…
  • 5
    イスラエルのおぞましい野望「ガザ再編」は「1本の論…
  • 6
    「元は恐竜だったのにね...」行動が「完全に人間化」…
  • 7
    1日1000人が「ミリオネア」に...でも豪邸もヨットも…
  • 8
    女性兵士、花魁、ふんどし男......中国映画「731」が…
  • 9
    【クイズ】1位はアメリカ...世界で2番目に「航空機・…
  • 10
    AI就職氷河期が米Z世代を直撃している
  • 1
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 2
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 3
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 4
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけでは…
  • 5
    こんな場面は子連れ客に気をつかうべき! 母親が「怒…
  • 6
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 7
    【クイズ】世界で1番「がん」になる人の割合が高い国…
  • 8
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 9
    高校アメフトの試合中に「あまりに悪質なプレー」...…
  • 10
    虫刺されに見える? 足首の「謎の灰色の傷」の中から…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 9
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中