ニュース速報

ビジネス

午後3時のドルは一時149.83円、11カ月ぶり高値 米政府閉鎖回避で楽観論

2023年10月02日(月)15時28分

 10月2日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準からドル高/円安の149円半ばで取引されている。写真は米ドル紙幣。昨年7月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準からドル高/円安の149円半ばで取引されている。米上下両院が9月30日夜につなぎ予算を可決し政府機関の閉鎖を回避したことで、楽観ムードの下で円が一時売られた。

週明けの取引では、リスクオンの円安が進行した。アジア市場で米10年債利回り、米株先物がともに上昇する中、ドルは朝方の149円半ばからじり高となり、午後に149.83円と昨年10月21日以来、11カ月ぶり高値を更新した。

アジア株高や円安が進んだ一因として、中国で1日に発表された9月製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回り、景気判断の分かれ目となる50を6カ月ぶりに上回ったことに関心を寄せる声もあった。

もっとも、楽観ムードは次第に後退した。今週は雇用統計など米国の注目経済指標の発表が相次ぐことに加え、政府閉鎖問題では合意を主導したマッカーシー下院議長の解任動議提出を模索する動きが共和党内で出てきた。「まだ見極めが必要な段階」(国内証券アナリスト)と警戒する声が聞かれた。

きょうのアジア市場では、中国や韓国、インドなどが休場で、取引量は少なめだったという。米国では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長やフィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁が、地域経済に関する討論会に参加する予定。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 149.66/149.69 1.0560/1.0564 158.06/158.10

午前9時現在 149.53/149.54 1.0562/1.0566 157.95/157.99

NY午後5時 149.35/149.40 1.0570/1.0574 157.91/157.94

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

グリーン英中銀委員、インフレ圧力や賃金上昇指標を依

ビジネス

米ITA支援の外国政府調達契約、25年は前年比3倍

ビジネス

ドイツ25年借入額、当初計画下回る 歳出減と歳入増

ワールド

デンマーク首相、NATO事務総長と北極圏の安全保障
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 2
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレアアース規制で資金が流れ込む3社とは?
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    老化の9割は自分で防げる...糖質と結び付く老化物質…
  • 8
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    コンビニで働く外国人は「超優秀」...他国と比べて優…
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 10
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中