ニュース速報

ビジネス

ビンファストの第2四半期は売上高2倍超、国内納車増加

2023年09月22日(金)13時02分

ベトナムの電気自動車(EV)メーカー、ビンファストが21日発表した第2・四半期決算は、国内顧客への納車台数増加を背景に、売上高が前年同期の2倍超に拡大した。先月の米ナスダック上場後、初の決算発表となった。写真は3月米カリフォルニアで撮影した同社のEV(2023年 ロイター/Lisa Baertlein)

Chavi Mehta Phuong Nguyen

[21日 ロイター] - ベトナムの電気自動車(EV)メーカー、ビンファストが21日発表した第2・四半期決算は、国内顧客への納車台数増加を背景に、売上高が前年同期の2倍超に拡大した。先月の米ナスダック上場後、初の決算発表となった。

第2・四半期の売上高は前年同期比131.2%増の3億2700万ドル。純損益は5億2670万ドルの赤字となったが、赤字幅は前年同期から8.2%縮小した。

ビンファストのレ・ティ・トゥ・トゥイ最高経営責任者(CEO)は21日のアナリストとの電話会見で「当社は向こう2年以内に黒字転換できるはずだ」と述べた。創業者のファム・ニャット・ブオン氏は以前、同社は早ければ来年末にも収支が損益分岐点に達するとの見通しを示していた。

ビンファストは市場別の販売実績を公表していないが、増収は国内でのEV販売が主導した。ベトナムの主要都市で同社EVを「グリーンタクシー」として活用する制度が追い風となっている。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

三菱UFJフィナンシャル・グループ
幅広いニーズに応える新NISAの活用提案──MUFGが果たす社会的使命
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

フィリピンと中国が非難の応酬、南シナ海の船舶衝突巡

ワールド

アルゼンチン、ミレイ氏が大統領就任 「痛み伴う改革

ワールド

来年開催のCOP29ホスト国、アゼルバイジャンで事

ビジネス

テスラは労働者の権利尊重を、ノルウェー年金基金が批
MAGAZINE
特集:イスラエルの過信
特集:イスラエルの過信
2023年12月12日号(12/ 5発売)

ハイテク兵器が「ローテク」ハマスには無力だった ── その事実がアメリカと西側に突き付ける教訓

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「未来の王妃」キャサリン妃が着用を許された、6本のネックレスとは?

  • 2

    ショッピングモールのデザインが「かつての監獄」と同じ理由

  • 3

    「ホロコースト」の過去を持つドイツで、いま再び「反ユダヤ」感情が上昇か...事件発生数が急増

  • 4

    下半身が「丸見え」...これで合ってるの? セレブ花…

  • 5

    中身が「透けすぎ」...米セレブ、派手なドレス姿で雑…

  • 6

    大統領夫人すら霞ませてしまう、オランダ・マキシマ…

  • 7

    「みっともない!」 中東を訪問したプーチンとドイツ…

  • 8

    英ニュースキャスター、「絶対に映ってはいけない」…

  • 9

    キャサリン妃の「ジュエリー使い」を専門家が批判...…

  • 10

    完全コピーされた、キャサリン妃の「かなり挑発的な…

  • 1

    「未来の王妃」キャサリン妃が着用を許された、6本のネックレスとは?

  • 2

    シェア伸ばすJT、新デバイス「Ploom X ADVANCED」発売で加熱式たばこ三国志にさらなる変化が!?

  • 3

    下半身ほとんど「丸出し」でダンス...米歌手の「不謹慎すぎる」ビデオ撮影に教会を提供した司祭がクビに

  • 4

    反プーチンのロシア人義勇軍が、アウディーイウカで…

  • 5

    下半身が「丸見え」...これで合ってるの? セレブ花…

  • 6

    周庭(アグネス・チョウ)の無事を喜ぶ資格など私た…

  • 7

    「傑作」「曲もいい」素っ裸でごみ収集する『ラ・ラ…

  • 8

    英ニュースキャスター、「絶対に映ってはいけない」…

  • 9

    「みっともない!」 中東を訪問したプーチンとドイツ…

  • 10

    ロシアはウクライナ侵攻で旅客機76機を失った──「不…

  • 1

    <動画>裸の男が何人も...戦闘拒否して脱がされ、「穴」に放り込まれたロシア兵たち

  • 2

    <動画>ウクライナ軍がHIMARSでロシアの多連装ロケットシステムを爆砕する瞬間

  • 3

    <動画>ロシア攻撃ヘリKa-52が自軍装甲車MT-LBを破壊する瞬間

  • 4

    ロシアはウクライナ侵攻で旅客機76機を失った──「不…

  • 5

    ここまで効果的...ロシアが誇る黒海艦隊の揚陸艦を撃…

  • 6

    最新の「四角い潜水艦」で中国がインド太平洋の覇者…

  • 7

    またやられてる!ロシアの見かけ倒し主力戦車T-90Mの…

  • 8

    レカネマブのお世話になる前に──アルツハイマー病を…

  • 9

    完全コピーされた、キャサリン妃の「かなり挑発的な…

  • 10

    「超兵器」ウクライナ自爆ドローンを相手に、「シャ…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中