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米NEC委員長退任へ、バイデン氏が慰労と感謝表明

2月2日、バイデン米大統領は国家経済会議(NEC)のブライアン・ディース委員長(写真)の退任を発表し、これまでの仕事ぶりを高く評価してその労をねぎらうとともに感謝の意を示した。ホワイトハウスで2022年3月撮影(2023年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 2日 ロイター] - バイデン米大統領は2日、国家経済会議(NEC)のブライアン・ディース委員長の退任を発表し、これまでの仕事ぶりを高く評価してその労をねぎらうとともに感謝の意を示した。複数の政府高官によると、ディースは今月半ばに退任する見通しだ。
バイデン氏は「ブライアンは私の経済政策構想の実現に尽力し、米国の歴史的な景気回復を着実で安定した成長に移行させる上で、かじ取りをしてくれた」と語り、米国救済計画法やインフレ抑制法など数々の法律の成立で重要な役割を担ったと強調した。
ディース氏の後任は未定。複数の政府高官の話では、現在バイデン氏は7日の一般教書演説に集中しており、NECと大統領経済諮問委員会(CEA)のトップ人事決定はその後になるという。
事情に詳しい関係者によると、政権内でNECの次期委員長候補として検討されているのは、米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード副議長やアデエモ財務副長官、レモンド商務長官など。