ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル対ユーロで小幅高、米経済指標受け

2023年01月28日(土)07時19分

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで小幅な上昇にとどまった。米個人消費の落ち込みとインフレの冷え込みを示す経済指標を受けた。

米商務省が27日発表した2022年12月の個人消費支出(PCE)は前月比0.2%減った。減少は2カ月連続で、23年に向け経済が低成長路線に入る中、インフレの鈍化継続を示した。12月のPCE価格指数は前月比0.1%上がり、上昇率は11月と同じだった。

マネックス・ヨーロッパのFX分析部門責任者、サイモン・ハーベイ氏は「PCE価格指数はほぼ予想通りの着地となり、米連邦準備理事会(FRB)の今後の決定にはほとんど影響を及ぼさない」と指摘。「最新のインフレデータを受け、FRB当局者は市場をスローペースに誘導することが可能だ。制約的な金融政策の期間に関する当局者の考えを考慮すると、物価上昇圧力が緩やかになることで、FRBは3月までに金利をターミナルレート(政策金利の最終到達点)水準の5%に引き上げるだろう」と述べた。

フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場では、FRBが来週0.25%ポイントの利上げを決定したあと、もう1回だけ利上げを行い、その後打ち止めにするとの見方が織り込まれている。

ユーロ/ドルは0.17%安の1.08725ドル。週間では約0.2%上昇した。

ドル/円は0.25%安の129.89円。

来週にはFRB、欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策決定会合が予定されている。ハーベイ氏は「当面は多くのイベントリスクがある」とし、来週の政策金利に関する決定よりもフォワードガイダンスの方が重要との見解を示した。

ポンド/ドルは0.12%安の1.2397ドル。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.5%高の2万3337ドル。週間では約2.6%高で4週連続の上昇となった。

ドル/円 NY終値 129.85/129.88

始値 129.91

高値 130.06

安値 129.57

ユーロ/ドル NY終値 1.0867/1.0871

始値 1.0878

高値 1.0880

安値 1.0838

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米財務長官、鉄鋼・アルミ関税縮小の決定は「トランプ

ワールド

米政権がアリババや百度を中国軍支援企業リストに追加

ワールド

上院銀行委、ウォーシュ氏のFRB議長指名公聴会で前

ワールド

米国防総省、イラン情勢にらみ中東に空母増派へ 最新
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベルの「若見え」な女性の写真にSNS震撼
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 6
    毛沢東への回帰? それとも進化? 終身支配へ突き…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 9
    やはりトランプ関税で最も打撃を受けるのは米国民と…
  • 10
    「賢明な権威主義」は自由主義に勝る? 自由がない…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中