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ユーロ圏投資家センチメント、6月以来の高さ なお景気後退リスク
2022年12月05日(月)19時14分
調査会社のセンティックスが5日発表した12月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス21.0と、6月以来の高水準となった。パリ、デファンスのビジネス街、11月撮影。(2022年 ロイター/Christian Hartmann/File Photo)
[ベルリン 5日 ロイター] - 調査会社のセンティックスが5日発表した12月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス21.0と、6月以来の高水準となった。暖冬と十分なガス貯蔵により、景気後退の可能性が低下するのではないかとの期待が背景。
市場予想はマイナス27.6。11月はマイナス30.9だった。
同社のマネジングディレクター、マンフレッド・ヒューブナー氏は「ガスの水準が驚くほど高く、労働市場も引き続き安定しており、景気後退と矛盾する」と述べた。
期待指数はマイナス32.3からマイナス22.0に上昇し、3月以来の高水準。
現況指数はマイナス29.5からマイナス20.0に上昇した。
ただ同氏は「当社の見解では、こうした判断の修正をトレンド全般の転換と誤解すべきではない。景気後退のリスクは決して回避できていない」と述べた。
調査は1268人の投資家を対象に今月1─3日に実施した。
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