ニュース速報

ビジネス

FRB、米景気後退で23年に利下げへ 米債利回り低下=BofA

2022年11月30日(水)05時38分

バンク・オブ・アメリカ(BofA)の予測によると、縮小する経済を刺激するため米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の引き締めを鈍化させ、最終的には利下げに転じるため、米指標10年債利回りは来年低下するという。(2022年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ニューヨーク 29日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)の予測によると、縮小する経済を刺激するため米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の引き締めを鈍化させ、最終的には利下げに転じるため、米指標10年債利回りは来年低下するという。

BofAの米金利戦略責任者、マーク・カバナ氏はメディア向けプレゼンテーションで、米経済は来年半ば頃にリセッション(景気後退)に陥り、FRBが2023年末に利下げに踏み切り、イールドカーブ(利回り曲線)全体が低下すると予想。利上げペースの鈍化は今年、投資家を悩ませていたボラティリティーを一部抑えることにもなるとした。

カバナ氏は「労働市場を軟化させることでインフレを抑制しようとするFRBの試みが成功する兆しが見えそうだ。その結果、金利や市場全体のボラティリティーがある程度圧縮されることになる」と述べた。

カバナ氏はFRBがあと3回の追加利上げを実施し、3月に5.25%に達すると予想。その後、23年12月に利下げに着手する可能性が高いとした。

米10年債利回りは来年第1・四半期の4%から年末には3.25%に低下すると想定。直近は3.73%で推移している。

2・10年債の利回り差は現在のマイナス74bpの逆イールドからフラット化する可能性が高いとした。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ユーロ圏鉱工業生産、1月は前月比・前年比とも予想外

ワールド

トルコ船舶がホルムズ海峡通航、15隻のうちの1隻に

ビジネス

中国の2月新規融資、予想以上に前月から急減 需要低

ビジネス

香港、種類株発行企業の上場規制緩和を提案 IPOに
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 5
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 6
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 7
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 8
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 9
    2万歩でも疲れない? ディズニー・ユニバで足が痛く…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 10
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中