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仏タレス、豪州軍への物資提供でエクスパルと提携

2022年07月04日(月)14時57分

 7月4日、フランスの防衛・電子機器大手タレス は、世界の防衛企業エクスパル・システムズと組み、豪州軍に物資を提供すると発表した。写真はタレスのロゴ。フランスのメリニャックで2019年3月撮影(2022年 ロイター/Regis Duvignau )

[パリ 4日 ロイター] - フランスの防衛・電子機器大手タレス は4日、世界の防衛企業エクスパル・システムズと組み、豪州軍に物資を提供すると発表した。仏豪政府が関係改善を目指す中での合意となった。

タレスによると、エクスパルとの提携では主に豪海軍に軍需物資を提供し、海軍の将来的な技術開発も手掛ける。提携による取り扱い金額は公表していない。

仏豪関係は、昨年10月にオーストラリアがタレス傘下の造船会社ナバル・グループへの次期潜水艦発注を一方的に中止し、米英との新たな安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」による原潜開発に方針を変更したため悪化していた。

これに関し、オーストラリアのアルバニージー新政権は先月、ナバル・グループに5億5500万ユーロ(5億7860万ドル)の和解金を支払うことで合意した。

ロイター
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