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キリンビールも来年4月から業務用商品値上げ、安売り規制に対応
2017年11月28日(火)16時04分
11月28日、キリンビール(東京都中野区)は、2018年4月1日出荷分から、業務用のビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル)とサワーの一部を値上げすると発表した。物流費が高騰する中、今年6月の改正酒税法で過度な安売りが規制されたことに対応する。写真は取手で7月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
[東京 28日 ロイター] - キリンビール(東京都中野区)は28日、2018年4月1日出荷分から、業務用のビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル)とサワーの一部を値上げすると発表した。物流費が高騰する中、今年6月の改正酒税法で過度な安売りが規制されたことに対応する。
対象商品は、ビール類の樽・瓶、サワーの樽商品。値上げ幅は公表していないが、スーパーなどの店頭価格がビール大瓶で1割程度上がるとみられる。缶ビールの価格は据え置く。
キリンのビール類のうち、77%が家庭用。業務用の23%のうち、約90%が値上げの対象になるという。
大手ビールメーカーではすでに、アサヒビールが3月1日出荷分から、サントリーホールディングスが4月1日出荷分からの一部商品の値上げを発表している。
(清水律子)
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