ニュース速報

ビジネス

英小売売上高1月は予想外のマイナス、インフレが圧迫

2017年02月17日(金)19時58分

 2月17日、英国立統計局(ONS)が発表した1月の小売売上高指数は前月比0.3%低下し、予想外のマイナスとなった。ロンドンのスーパーで2015年8月撮影(2017年 ロイター/Suzanne Plunkett)

[ロンドン 17日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した1月の小売売上高指数は前月比0.3%低下し、予想外のマイナスとなった。インフレが高進する中、消費者の支出を抑える姿勢が浮き彫りになった。

ロイターがまとめたエコノミスト予想では0.9%の上昇となっていた。

スコシアバンクのエコノミスト、アラン・クラーク氏は「今年を見通すうえで論点となるのは、価格上昇による実質所得の低下に伴い、個人消費が低迷していることだ。ただ誰もが急な消費ペースの落ち込みを見込んでいるとは思わない」と述べた。

2016年11月─17年1月も小売売り上げは0.4%のマイナスだった。

ONSのケイト・デービーズ氏は「1月までの3カ月間で小売売上高の基調に減速の兆しが見られた。これは2013年12月以来だ」と指摘。「燃料と食料価格の上昇が重大な要因であることを示している」と分析した。

1月の小売売上高指数は前年比で1.5%上昇と2013年11月以来の低い伸びにとどまった。

ONSによると、1月の小売価格は前年比1.9%上昇し2013年7月以来の大幅な伸びとなった。自動車用燃料価格の上昇率は16.1%と2011年9月以来の大きさだった。

*エコノミストのコメントを追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2017 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

最近の急速なウォン安・円安、深刻な懸念共有=日韓対

ワールド

米戦略石油備蓄の第1弾、来週末までに供給 8600

ビジネス

日立とGEベルノバ、東南アジアで小型モジュール炉導

ワールド

米商務省、AI半導体輸出の新規則案を撤回 公表から
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 2
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切りは常軌を逸している」その怒りの理由
  • 3
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革命をもたらす「新世代ドローン」とは?
  • 4
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    イラン攻撃のさなか、トランプが行った「執務室の祈…
  • 7
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 8
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 9
    『ある日、家族が死刑囚になって』を考えるヒントに…
  • 10
    ファラオが眠る王家の谷に残されていた「インド系言…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 7
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 8
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 9
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中