[東京 8日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は8日、年末恒例のエコノミスト懇親会であいさつし、「世界経済、日本経済は全体として良い方向に向かっている」とし、日銀としては9月に導入した「イールドカーブ・コントロール」という「新しい枠組みを利用して経済の成長を支えたい」と強調した。
トランプ相場を前提に「米新政権の政策はまだはっきりしない」と述べた。さらに「来年は仏独で大きな選挙もあり、国際情勢はまだまだ不確実性が高い」と警戒しつつ、国際通貨基金(IMF)や経済協力開発機構(OECD)による世界経済見通しや7─9月の国内総生産(GDP)を引き合いに出し、日本経済が緩やかな回復を続け、物価が目標の2%に向かうとの見解を示した。