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中国不動産はバブルだが崩壊しない=大連万達会長

2016年11月30日(水)12時31分

 11月29日、中国の不動産開発大手、大連万達集団(ワンダ・グループ)の王健林会長は、ジャカルタの会合で「中国にはバブルが発生し、特に過去数年間はかなり大きくなっている」と認めた上で、「しかし(不動産セクターは)決して崩壊しない」と強気の見方を示した。写真はカリフォルニア州ロサンゼルスで10月撮影(2016年 ロイター/Mario Anzuoni)

[ジャカルタ 29日 ロイター] - 中国の不動産開発大手、大連万達集団(ワンダ・グループ)の王健林会長は29日、ジャカルタの会合で「中国にはバブルが発生し、特に過去数年間はかなり大きくなっている」と認めた上で、「しかし(不動産セクターは)決して崩壊しない」と強気の見方を示した。

中国の大部分の人がなお農村に居住し、今後都市に移りたいと考えているので、大規模な都市化が進む可能性がある点を理由に挙げた。

最近公表されたデータでは、10月の中国の不動産投資の伸びは2014年4月以来の大きさを記録。当局による投機的な住宅購入抑制策に対して、開発業者がまだ目立った圧力を感じていない様子がうかがえる。

ロイター
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