[ロンドン 5日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁は5日、銀行の自己資本積み増し規制の先送りに関して、欧州連合(EU)離脱決定による経済への衝撃を和らげるのに寄与するとの認識を示した。
英中銀の金融行政委員会(FPC)はこの日、カウンターシクリカル資本バッファー(CCB)を少なくとも2017年6月まではゼロとすると方針を発表。銀行の資本負担を減らし、1500億ポンドの融資余力が生まれると説明した。
カーニー総裁は会見で、規制先送りは景気支援に向けた「大幅な変更」と指摘。「これにより融資の90%を担う国内銀行の75%は直ちに、家計や企業に対する与信で一段の柔軟性を得る」と述べた。
さらにポンド安は国際収支の赤字圧縮に寄与するだろうとしたが、同様に投資ペースも重要との考えを示した。