[ワシントン 26日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル理事は26日、FRBが経済指標に基づいて金利の道筋を決めるとしていることについて、定期的に市場を驚かせることになるとの見解を示した。

同理事はニューヨークで開かれた金融政策に関する会合で、「指標に基づき、毎回の連邦公開市場委員会(FOMC)で決定を行うことで、市場を折りに触れて驚かせる可能性がある」と述べた。

パウエル理事の発言に先立ち、金融機関や大学のエコノミストが中央銀行は特別の場合を除いて時間枠に基づいたフォワードガイダンスの導入を避け、金利は経済指標に沿って動くことを強調する必要があるとする報告書を発表。

パウエル理事は、政策の道筋を伝達するにあたり、時間枠に基づいたガイダンスと指標に基づいたガイダンスの組み合わせを避けるのは現実的には難しいとの見解を示した。

また、FOMCメンバーの金利予測の分布を示す「ドットチャート」と市場の見方との間にかい離があるなどと批判が出ていることについては、批判は当然との認識を表明。

「ドットチャートは、経済見通しは先行不透明で、政策の道筋をめぐってもかなりの先行き不透明感が存在することを強調する一助となる」と述べた。

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