[ワシントン 14日 ロイター] - 2016年米大統領選で共和党候補指名を争う著名実業家のドナルド・トランプ氏は14日、中国が人民元の押し下げ行為を止めなければ、中国製品への関税を引き上げるべきとの考えを示した。同氏は、人民元安の影響を相殺するため、45%の関税をかけるよう主張した。

共和党候補者らによる討論会で述べた。

日本についても、同様の行為を行っているとして批判。トラクター市場での米キャタピラー<CAT.N>とコマツ<6301.T>の競争を指摘した。

トランプ氏は「彼らは自国の通貨を下落させ、わが国の企業に打撃を与えている」と強調。「見過ごすべきではない」と訴えた。

トランプ氏の提案については、他の候補者から異論が相次いだ。

ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は、米国製品への報復につながると述べ、関税引き上げ案を批判。「そうなれば米経済にとって壊滅的。大統領にはしっかりした判断力のある人物が相応しい」と述べた。

また、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)は、米消費者の負担増になることを理由に、中国製品への関税引き上げに反対した。

*内容を追加しました。

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