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ポルトガル新政権が経済計画を承認、来年の財政赤字目標を緩和

2015年11月28日(土)04時56分

 11月27日、ポルトガルのコスタ新政権が初閣議で経済プログラムを承認、来年の財政再建目標を緩めた。写真は前日の宣誓式で会見する首相。(2015年 ロイター/Rafael Marchante )

[リスボン 27日 ロイター] - ポルトガルのコスタ新政権が27日、初閣議を開催し、経済プログラムを承認した。2016年の財政再建目標は、赤字額が国内総生産(GDP)比で2.8%を想定、2015年見込みの3%をやや下回る水準に設定した。

前政権は1.6%を目標にしており、緊縮ペースを緩めた。

その後、2019年までに財政赤字はGDP比1.5%まで縮小すると見込む。

また公的債務についても、2015年見込みのGDP比128.2%から2016年は123.9%に、2019年までには112%への緩やかな圧縮を見込む。

前日就任したコスタ新首相は、欧州の財政規律を尊重するとしながらも、自身の経済政策は「現実的かつ賢明な」路線になるとしていた。

ロイター
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