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仏予算、赤字が目標超過へ 同時攻撃受け安全保障費拡大=首相

2015年11月17日(火)19時14分

 11月17日、フランスのバルス首相は、先週末のパリ同時攻撃を受けて安全保障関連予算を増額するため、欧州連合(EU)が義務付ける財政規律は達成できないとの見通しを明らかにした。パリで16日撮影(2015年 ロイター/Benoit Tessier)

[パリ 17日 ロイター] - フランスのバルス首相は17日、先週末のパリ同時攻撃を受けて安全保障関連予算を増額するため、欧州連合(EU)が義務付ける財政規律は達成できないとの見通しを明らかにした。

首相は公共ラジオ、フランス・インターに対し、予算案を修正して警官の増員などを行うため、財政赤字は「必然的に(目標を)超える」と語った。

「この困難な状況はフランスだけでなく欧州の問題でもある」と述べ、欧州委員会に理解を求めた。

フランスの2016年予算では財政赤字の国内総生産(GDP)比率を3.3%と予想している。

仏財務省筋は16日、オランド大統領が言及した安全保障関連の追加支出について、10億ユーロ以下との見方を示している。

ロイター
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