[14日 ロイター] - 米銀大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)<WFC.N>が発表した第3・四半期決算は、3四半期ぶりに増益となった。米ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>から取得した商業ローンが収益拡大に貢献した。

普通株主帰属の純利益は、前年同期の54億1000万ドル(1株当たり1.02ドル)から54億4000万ドル(同1.05ドル)に増えた。

トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた1株利益の市場予想は1.04ドルだった。

総収入は2.6%増の218億8000万ドル。

ホールセール銀行事業の平均融資は15%増えた。

ウェルズ・ファーゴは今年、GEから90億ドル相当の商業不動産ローンを取得することで合意。第3・四半期から収益の押し上げ効果が出始めた。

GE資産取得で、純金利収入も1.7%増え107億5000万ドルとなった。

前日には、GEから300億ドル超相当の商業融資・リース事業を取得することを明らかにしており、野村のアナリストは2016年の1株利益を3━4%押し上げる可能性があると試算している。

住宅ローン事業の収入は2.7%減の15億9000万ドルで、非金利収入のおよそ15%を占めた。

住宅ローン組成額は550億ドル。前年同期比では15%増えたが、前四半期比では11%減った。

米国株式市場で、Wファーゴ株価は0.8%安で取引されている。

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