[ニューヨーク 9日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルがユーロとスイスフランに対し数週間ぶりの安値をつけた。前日公表の9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて、早期利上げ観測が後退したことがドルを圧迫した。
ユーロ/ドル<EUR=>は一時、3週間ぶり高値となる1.13875ドルに上昇。上昇率は1.3%と、4週間ぶりの大きさとなる見込み。
ドルはスイスフランに対し3週間ぶり安値の0.95870フランに下落。
主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数<.DXY>も、3週間ぶり低水準の94.692をつけた。週間でも2週連続の下落となる見通し。
ただドルは対円では上昇。世界的に金融緩和が長期化するとの見方から、リスク資産への買い意欲が高まったことが円の重しとなった。直近ではドル/円<JPY=EBS>は0.28%高の120.270円。
一方、金融緩和が世界経済を下支えするとの見方や、商品(コモディティ)価格の持ち直しで、豪ドルは対米ドル<AUD=D4>で7週間ぶり高値の0.7344米ドルに上昇。ニュージーランドドル<NZD=D4>も0.6722米ドルと、約10週間ぶりの高値をつけた。
ウエストパックのシニア為替ストラテジスト、リチャード・フラヌロビッチ氏は「金属が好調だったため資源国通貨を支援した。また中銀が緩和策を解除しないことがリスク選好を高めた」と述べた。
ドル/円 終値 120.21/26
始値 120.27/28
前営業日終値 119.92/95
ユーロ/ドル 終値 1.1355/61
始値 1.1372/73
前営業日終値 1.1274/77