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ドイツ銀、指標金利不正操作で月内和解の公算=関係筋

2015年04月11日(土)07時59分

ドイツ銀行はLIBOR不正操作疑惑で米英の当局と月内にも和解する可能性がある。関係筋が10日、明らかにした。写真は1月28日、ヴィースバーデンのドイツ銀支店前で(2015年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[10日 ロイター] - ドイツ銀行は、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作疑惑について、米英の当局と月内にも和解する可能性がある。複数の関係筋が明らかにした。

関係筋の1人はドイツ銀に科される罰金は、スイス金融大手UBSが2012年に支払った15億ドルを超える可能性があるとしている。

ただ、別の関係筋はこれまでに、ドイツ銀は今回の和解のために引当金を積み増す必要はないとの見方を示している。

ドイツ銀の広報担当者は、同銀は引き続き当局に協力していると述べるにとどめ、これ以上の詳細については述べなかった。

ドイツ銀はLIBOR不正操作疑惑などをめぐり、欧州当局とは7億2500万ユーロ(7億6700万ドル)を支払うことで合意している。

ロイター
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