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イスラエルとの戦闘の発端となった「ハマス襲撃」、国連職員12人が関与か...グテレス事務総長も「衝撃」
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリーニ事務局長は26日、昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に関与した疑いのある職員数人に対する調査を開始したと明らかにした。2018年9月撮影(2024年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa)
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリーニ事務局長は26日、昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に関与した疑いのある職員数人に対する調査を開始したと明らかにした。
ラザリーニ事務局長は、UNRWAのスタッフが「イスラエルに対する恐ろしい攻撃に関与した疑いに関する情報をイスラエル当局から提供された」とし、直ちに契約を解除し、調査に乗り出したと明らかにした。関与した疑いの詳細については踏み込まなかった。
国連のデュジャリック報道官によると、グテレス国連事務総長は「このニュースに衝撃を受けている」とした上で、「UNRWAに対する緊急かつ包括的な独立した精査が行われる」と述べた。
米国務省のミラー報道官は、UNRWAの職員12人がハマスの奇襲に関与したという疑いを踏まえ、「疑いを精査し、国連が問題の対応に向けた措置を講じる間、同機関への追加資金拠出を一時的に停止した」と明らかにした。
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