ロシアの治安機関、火薬庫、爆発物などを次々襲う火災は本当に火事か
Videos Show Russia Burning as Massive Fires Rage
また、4件の大規模火災が発生したと報じられたスヴェルドロフスク州のアスベスト市では、水道と電力供給施設に影響が生じ、住民が水や電気のない状態で取り残されたという。
この州では、先週も火災が発生し(火元は特定されていない)、ある村の全域に広がった結果、1人が死亡し、数百人が住む家を失ったとロイター通信は伝えている。
火災の報道が相次ぐなか、この数日前の現地時間3日には、2機のドローンがモスクワのクレムリン(ロシア大統領府)を攻撃する事件が起きた。クレムリンのドーム型の屋根の上を飛行していたドローンが小規模の爆発を起こす様子は動画に収められ、ネット上で拡散したが、このドローン攻撃が誰の手によるものなのかはいまだに判明していない。ロシアは、ウクライナが「テロ攻撃」を行って、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の暗殺を企てたとして非難したが、ウクライナ政府は関与を否定している。
ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は、同国はプーチンもモスクワも攻撃していないと述べ、同国には「そのようなことをするのに十分な兵器」はないと付け加えた。
(翻訳:ガリレオ)