最新記事

オーストラリア

「ベッドでやれ!」 賑わうビーチで我慢できなくなってしまった男女に、地元民が怒り心頭

2023年2月24日(金)18時50分
クラリッサ・ガルシア
海外のビーチ(イメージ画像)

写真はイメージです Felix Mizioznikov-Shutterstock

<オーストラリアのビーチで、周りの目を気にすることなくエスカレートしてしまった男女の様子を地元の住民が撮影していた>

子供を連れた家族などでにぎわうオーストラリアのビーチで、男女カップルが白昼堂々、周りの目を気にすることもなく愛し合い始めてしまう様子が撮影され、非難が殺到している。

■「寝室でしろ」と批判が殺到...ビーチで愛し合うカップルのあられもない姿

動画は2月20日、南部アデレードのヘンリービーチで撮影された。大人から子供まで多くの人で賑わう中、カップルが砂浜で重なり合っている様子が捉えられている。2人の行為に他の海水浴客は憤り、その場にいた子供たちを心配していたと、豪メディア「news.com.au」は報じた。

子供のそばで性的行為に及んだことに怒りをあらわにした地元住民の1人が、カップルに近づいてとがめると、男性は謝罪し、「子供の前でしたことは、まったく申し訳ない」とカメラに向かって述べた。

Facebookで公開されたこの動画には、海水浴客が通り過ぎる中、男性が女性の上に乗っている様子が映されている。

「これを面白いと思う人がいることが不愉快だ。子供たちもすぐそばにいたんだ」とあるユーザーはコメント。「寝室でやってほしい。誰もビーチでそんなものを見たくない」と別のユーザーは書き込んだ。

動画は20日夜にFacebookから削除されたと、英デイリーメールは伝えた。

現地警察も今回の出来事を把握

南オーストラリア州警察はこの出来事を把握しているが、現時点では起訴に至っていない。

ただデイリーメールによると、警察はカップルの行為を撮影した男性が、州のプライバシー法に違反している可能性があるとしている。南オーストラリア州では、品位を落とすような撮影に従事することや、本人の同意なしに性的な画像や映像を撮影し、共有することは違反行為になるという。

法律の専門家も、今回の映像の撮影者が不利な状況に直面する可能性があると指摘する。弁護士のヒュー・ウッズは豪ニュースサイト「7NEWS」に対し、「軽い処罰で済むものではなく、こうした違反行為の中には懲役刑を受けるものもある。可能性は低いとはいえ、裁判所が下す判決の選択肢の1つであることは間違いない」と述べている。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

再送シリアに「トランプタワー」?、米大統領との会談

ワールド

難民認定の南ア白人59人が米到着、移民規制の中の優

ワールド

米共和党、予算法案に地方税やチップ課税の新たな控除

ビジネス

日経平均は大幅続伸で寄り付く、米中合意を好感 3万
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:2029年 火星の旅
特集:2029年 火星の旅
2025年5月20日号(5/13発売)

トランプが「2029年の火星に到着」を宣言。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映った「殺気」
  • 3
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因は農薬と地下水か?【最新研究】
  • 4
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 5
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 6
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 7
    「出直し」韓国大統領選で、与党の候補者選びが大分…
  • 8
    「がっかり」「私なら別れる」...マラソン大会で恋人…
  • 9
    あなたの下駄箱にも? 「高額転売」されている「一見…
  • 10
    ハーネスがお尻に...ジップラインで思い出を残そうと…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 7
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 8
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 9
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..…
  • 10
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中