最新記事

動物

【動画】リビングの壁を這う「猫サイズ」のクモ

2021年11月5日(金)18時10分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
トリニダード・シェブロン・タランチュラ

愛好家の間では人気のトリニダード・シェブロン・タランチュラ(写真はイメージです) By Micha L. Rieser

<「信じられない」「恐ろしい」「神父を呼んだほうがいい」──TikTokユーザーを震撼させる巨大なクモ>

※クモ嫌いの方はご注意を。

TikTokで恐ろしい動画が話題になっている。トリニダード・トバゴのある住宅で撮影された巨大なクモの映像は、(11月5日時点で)200万件以上の「いいね!」を獲得するなど視聴者を震撼させている。

@noobmanbanton

original sound - Noobman

このビデオは、TikTokユーザーの@noobmanbantonが10月27日に投稿したものだ。21秒の短い映像には、まず住宅内部の壁が映し出される。天井付近で巨大なクモが足を動かし、這い始める。映像には大きさの参考になるものがほとんどないが、体長約30センチはあるように見える。

「気難しく、攻撃的」で大食漢

@Ravilall3いわく「トリニダード・シェブロン・タランチュラ」ではないかという。コメントによれば、この種は珍しいものではなく、映像のものよりもさらに大きくなることもあるという。

撮影されたクモの種類について定かではないが、このコメントの説は有力なようだ。トリニダード・シェブロン・タランチュラはその名が示すように、トリニダード・トバゴの島々に生息する。

ウェブサイト「タランチュラ・フレンドリー」によると、この種のタランチュラは「その美しい模様で容易に見分けることができる」という。「濃い緑、灰色、または暗褐色の地肌、複数のシェブロン模様がある腹部、体全体を覆う明るい色の毛」であることが多い。

樹上に生息するこのクモは「気難しく、攻撃的」として知られる。コオロギ、ミールワーム、ゴキブリなどを好む大食漢でもある。オスの寿命は約4年、メスの寿命は約12年と非常に長い。

​​タランチュラ愛好家の間では、ペットとして飼われることもある。しかし、攻撃的な性格で取り扱いが難しいため、初心者にはお勧めできない。

ともかく、視聴者はこの巨大な生物に大いに驚かされたようだ。動画には13万件以上のコメントが寄せられており、その多くが「信じられない」「恐ろしい」と漏らしている。

クモのことを「悪魔」と呼び、投稿者に「神父を呼んだほうがいい」とアドバイスを送るユーザーもいた。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

中国工業部門利益、1年ぶり大幅減 11月13.1%

ワールド

ミャンマーで総選挙投票開始、国軍系政党の勝利濃厚 

ワールド

米北東部に寒波、国内線9000便超欠航・遅延 クリ

ワールド

米、中国の米企業制裁「強く反対」、台湾への圧力停止
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 2
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指すのは、真田広之とは「別の道」【独占インタビュー】
  • 3
    【世界を変える「透視」技術】数学の天才が開発...癌や電池の検査、石油探索、セキュリティゲートなど応用範囲は広大
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 6
    中国、米艦攻撃ミサイル能力を強化 米本土と日本が…
  • 7
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 8
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 9
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 10
    【クイズ】世界で最も1人当たりの「ワイン消費量」が…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 8
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 9
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 10
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中