最新記事

ピープル

マライア・キャリー、激太り120キロでも気にしない!?

2017年8月4日(金)17時07分
ニューズウィーク日本版編集部

今年2月のマライア・キャリー。ここから現在までの半年間に何があったのか…… Danny Moloshok-REUTERS

まるで相撲レスラーだ!

こう驚かれたのは7月中旬、ラスベガスのシーザーズ・パレスでコンサートを行った歌手マライア・キャリー。2年前から始まったマライアの常設コンサートは、7月18日に最終日を迎えた。

ぴたぴたのレオタードにタイツ姿のマライアは明らかに太り過ぎで、バックダンサーが彼女を抱えたり、受け止めたりする場面では、彼らの「よっこらしょ」という声が聞こえてきそうなほど。メディアやSNSにはその日や前日の写真や動画が広がり、揶揄するコメントや彼女を擁護する声で大騒ぎになった。

その体重は推定120キロ(身長は約175センチ)。でも仕事も私生活も充実している本人は、大して気にしていないようだ。

8日1日にはライオネル・リッチーのツアーに特別出演した後、年下のバックダンサーの恋人ブライアン・タナカとディナーを楽しむ様子をインスタグラムにアップ(下写真)。しかもむっちりボディを強調するドレスで、「激太りと言われたって構わない」というメッセージのようだった(当然ながら「クジラみたい」といった意地悪なコメントも付いた)。

これまでも彼女の体形はたびたび話題になってきた。2011年にニック・キャノンとの間の双子を出産した後は30キロ以上減量したと告白しており、おそらく妊娠中は100キロ前後だったはず。その後、オーストラリア人富豪のジェームズ・パッカーと婚約するとダイエットで随分スリムになったが、2016年秋に彼と破局してからまた太り始めた。

マライアのインスタグラムを見れば分かるように、彼女はその「曲線美」を決して隠そうとはしていない。不自然なほど胸を強調した写真も多いが、それに「いいね!」を付ける人は何万人もいるし、「いったい何を目指しているのか?」と奇妙に思う人だっているだろう。 

美醜の基準は人それぞれ。私は私。好きにするんだから放っておいて――今の時代にぴったりのメッセージではある。一応言っておくと、舞台に上がるときはスカート付きの衣装がお勧めだけど。

【参考記事】動画:マライアを裸にするドキュメンタリー『マライアズ・ワールド』
【参考記事】マライア・キャリーはヌードで眠る

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガリニューアル!
 ご登録(無料)はこちらから=>>

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

武田薬品のてんかん治療薬、後期治験で主要目標達成で

ワールド

プーチン大統領18日訪朝、24年ぶり 関係強化の動

ワールド

中国のEU産豚肉調査、スペインが交渉呼びかけ 「関

ワールド

パレスチナ自治政府、夏にも崩壊 状況深刻とノルウェ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:姿なき侵略者 中国
特集:姿なき侵略者 中国
2024年6月18日号(6/11発売)

アメリカの「裏庭」カリブ海のリゾート地やニューヨークで影響力工作を拡大する中国の深謀遠慮

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...今夏は「爆発と強さ」に要警戒

  • 2

    この「自爆ドローンでロシア軍撃破の瞬間」映像が「珍しい」とされる理由

  • 3

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア

  • 4

    森に潜んだロシア部隊を発見、HIMARS精密攻撃で大爆…

  • 5

    FRBの利下げ開始は後ずれしない~円安局面は終焉へ~

  • 6

    顔も服も「若かりし頃のマドンナ」そのもの...マドン…

  • 7

    水上スキーに巨大サメが繰り返し「体当たり」の恐怖…

  • 8

    なぜ日本語は漢字を捨てなかったのか?...『万葉集』…

  • 9

    中国経済がはまる「日本型デフレ」の泥沼...消費心理…

  • 10

    米フロリダ州で「サメの襲撃が相次ぎ」15歳少女ら3名…

  • 1

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア

  • 2

    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車の猛攻で、ロシア兵が装甲車から「転げ落ちる」瞬間

  • 3

    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思っていた...」55歳退官で年収750万円が200万円に激減の現実

  • 4

    米フロリダ州で「サメの襲撃が相次ぎ」15歳少女ら3名…

  • 5

    毎日1分間「体幹をしぼるだけ」で、脂肪を燃やして「…

  • 6

    この「自爆ドローンでロシア軍撃破の瞬間」映像が「…

  • 7

    カカオに新たな可能性、血糖値の上昇を抑える「チョ…

  • 8

    「クマvsワニ」を川で激撮...衝撃の対決シーンも一瞬…

  • 9

    認知症の予防や脳の老化防止に効果的な食材は何か...…

  • 10

    堅い「甲羅」がご自慢のロシア亀戦車...兵士の「うっ…

  • 1

    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

  • 2

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 3

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア

  • 4

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「…

  • 5

    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…

  • 6

    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車…

  • 7

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 8

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しす…

  • 9

    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思ってい…

  • 10

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中