最新記事
経営者

すべてはお客様の、美と健康と豊かさのために──。Dstyle group. 徳田充孝代表インタビュー

PR

2024年4月23日(火)11時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ広告制作チーム
Dstyle group.代表の徳田充孝氏

Dstyle group.代表の徳田充孝(撮影:宮澤正明)

<2024年からホールディングス化して次のステージへ。変わらないのは、徹底してお客様へ寄り添うその姿勢だ>

経営の仕事を始めて20年超、ホールディングス化への挑戦。

プロポーションづくりの総合コンサルティング企業として知られ、全国約740サロン(2023年末時点)を展開するダイアナ。今年1月からは、さらなる事業領域の拡大に伴い「Dstyleホールディングス」を頂点としたグループ経営という新たなステージに移行している。

1986年のダイアナ創業から38年というタイミングでのチャレンジ。陣頭指揮を執った代表の徳田充孝の頭の中には、「このままでは進化が止まってしまうのでは」という危機感があった。

「ダイアナで展開してきた事業に留まらず、『ココロとカラダの美と健康と豊かさ』を実現するにはさまざまなアプローチがあります。それを力強く成長させ推進していくには、ダイアナという『大樹』に寄り掛かるのではなく、事業部ごとに分社化して独立採算化することが必要と考えました」。

一方で、徳田自身が社長の責務と考えているミッションの実現にも避けては通れない道だという思いもあった。

「経営の仕事を始めて20年以上経ち、私も歳を重ねました。ダイアナを率いるようになって15年、後進の育成も手をつけていかなければなりません。社長にしかできない仕事、それは次の社長を育てることでもありますから。そもそもグループ経営のためには、何人かの社長を育てる必要がありますしね」。

そう語る徳田が、ダイアナに転じたのは2009年、42歳のときだ。上場アパレル企業をはじめ、さまざまな企業の事業立て直し・経営改革を断行してきた手腕を買われ、投資ファンドから「プロ経営者」として招聘されたのだった。

「それまでは経営に携わるとはいえ、あくまでサラリーマン社長。オーナーが別にいて最終決定権がなかったんです。どれだけ成果を上げても、うまく軌道に乗っても、思い通りにいかないこともありました。ファンド案件なら、バリューアップしてエグジットするのがミッションだからシンプルでいいかなと思ったんですね」。

アパレル業界も長く経験した徳田にとって、女性用補整下着のリーディングカンパニーとしての、ダイアナの存在は認知していた。経営をテコ入れして売上を伸ばしていけばいい。立て直しの経験はいくらでもある。自らの経営手法に対する自負もあった。しかし、この見立ては甘かった。

「新しいビジネスモデルを導入するなど、自信満々で改革に乗り出したんですが、一時は売上が前年比40%ダウンする局面もあって。『初めて会社を潰してしまうかも......』と頭を抱えました。当時約1000店舗あったフランチャイズサロンを通じてお客様に寄り添うという自社のあり方をしっかり理解できていなかったんですね。数字だけ見ていてもダメだなと改めて思い至ったんです」。

ニュース速報

ワールド

台湾の頼次期総統、20日の就任式で中国との「現状維

ワールド

イスラエル軍、ガザ北部で攻勢強化 米大統領補佐官が

ワールド

アングル:トランプ氏陣営、本選敗北に備え「異議申し

ビジネス

日本製鉄副会長が来週訪米、USスチール買収で働きか
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:インドのヒント
特集:インドのヒント
2024年5月21日号(5/14発売)

矛盾だらけの人口超大国インド。読み解くカギはモディ首相の言葉にあり

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 2

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた異常」...「極めて重要な発見」とは?

  • 3

    「EVは自動車保険入れません」...中国EVいよいよヤバいのか!?

  • 4

    存在するはずのない系外惑星「ハルラ」をめぐる謎、…

  • 5

    「円安を憂う声」は早晩消えていく

  • 6

    チャールズ英国王、自身の「不気味」な肖像画を見た…

  • 7

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 8

    中国のホテルで「麻酔」を打たれ、体を「ギプスで固…

  • 9

    時速160キロで走行...制御失ったテスラが宙を舞い、4…

  • 10

    英供与車両から巨大な黒煙...ロシアのドローンが「貴…

  • 1

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する悲劇の動画...ロシア軍内で高まる「ショットガン寄越せ」の声

  • 2

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 3

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両を一度に焼き尽くす動画をウクライナ軍が投稿

  • 4

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 5

    原因は「若者の困窮」ではない? 急速に進む韓国少…

  • 6

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた…

  • 7

    北米で素数ゼミが1803年以来の同時大発生、騒音もダ…

  • 8

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

  • 9

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 10

    プーチン5期目はデフォルト前夜?......ロシアの歴史…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 7

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中