「相手の思いに寄り添う」という創業者の思いへの原点回帰と再出発
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日本アムウェイの社長に就任したイリーナ・メンシコヴァ氏。2010年にアムウェイに入社し、その後中央アジアで社長を歴任。強いリーダーシップと再建の手腕に期待が集まる
<逆境で抜擢された初めての女性社長、イリーナ・メンシコヴァ氏。様々な国で危機的な状況を乗り越えてきた経験を活かし、組織の再構築を目指す>
逆境で抜擢された初めての女性社長
2022年に消費者庁による連鎖販売取引に関する行政処分を受け、6ケ月間の一部業務停止を命じられた日本アムウェイ合同会社。1979年の創業以来、順調に成長してきた同社が強い逆風にさらされる中、初の女性社長として大役に就いたのがイリーナ・メンシコヴァ氏だ。
「今回の日本での行政処分については、大変残念に思いますし、強い責任を感じています。アメリカで1959年に創業して以来、アムウェイには誠実さと相手の思いに寄り添う"You first, Me second"という考え方があります。強引な勧誘などの行為はそうした考えから逸脱したものであり、私たちとしてもまったく許容できるものではありません。アムウェイビジネスオーナー(ABO)は個人事業主ではありますが、企業としてABOを統括し、教育するという点で私たちには足りない部分がありました。アムウェイは倫理綱領・行動規準に基づき、消費者保護を重視し、いかなる違法行為も許さない厳しい姿勢で、事業経営に取り組んできました。今回の行政処分を厳粛に受け止め、今後はそうした企業としての理念やルールがより一層徹底されるよう、製品の販売や購入、紹介に関する登録モデルの変更やABOへのトレーニングの徹底など、健全で持続可能なビジネス環境の実現に向け様々な施策を強化しております」
そう話すイリーナ氏は、ロシアやウクライナ、中央アジアの国々でアムウェイの社長を務め、苦境に陥ったアムウェイロシアでは強いリーダーシップで改革の先頭に立ち、レピテーションの改善に成功。昨今のロシアとウクライナの問題では様々なアクションプランを打ち立て両国のABOを支援するなど、クライシスマネジメントにも手腕を発揮した。
「カザフスタン出身の女性である私自身のキャリアが、アムウェイの"全ての人に平等な機会を提供する"という思いを証明するものであり、日本アムウェイを再構築するというこの機会に、初の女性社長として就任することをとても光栄に思っています。様々な国で危機的な状況を乗り越えてきた私の経験を活かすことで、当社に良い変化をもたらせると確信しています」