最新記事

ビジネス

「相手の名前を聞いたときは、由来を聞く」...ちょっと気まずい相手との雑談術

2022年12月1日(木)11時36分
flier編集部
職場の飲み会

kazuma seki-iStock

<「気を遣わなければいけないけど共通の話題も見つけにくい人」とどう会話するか。雑談力があれば、気まずい時間が楽しい時間に>

親しい人となら、沈黙の時間も心地いいもの。一方で、上司やちょっとした知人、商談相手など、「気を遣わなければいけないけど共通の話題も見つけにくい人」が相手だと、その時間は苦しいものに変わります。

年末年始を迎えるこの時期、忘年会など、「気を遣わなければいけないけど共通の話題も見つけにくい人」と話す機会はますます増えるばかり。

雑談本のテッパン、おすすめの3冊をチェックして、気まずい時間を楽しい時間に変えましょう!(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)

◇ ◇ ◇


221130fl_trd01.jpg

超雑談力
 著者:五百田達成
 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
 要約を読む

まずご紹介するのは、雑談本のテッパンといえばこちら、『超雑談力』。初対面編、知人/飲み会編、職場/ビジネス編など、シーン別に会話の「いい例」と「悪い例」が1ページで紹介され、その後に解説が続きます。

「擬音(オノマトペ)を使う」「初めて相手の名前を聞いたときは、名前の由来を聞いて話を広げる」など、今日から実践できるテクニックがたっぷり。気まずい空気が流れ出す前に読んでおきましょう!

221130fl_trd02.jpg

「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
 著者:藤吉豊、小川真理子
 出版社:日経BP
 要約を読む

2冊目は『「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』。

会話術の名著100冊を読み込み、それらに共通するノウハウを「掲載されていた本の冊数」によってランキング形式で紹介した一冊です。

第2位に輝いた「話し方のポイント」は「『伝える順番』が『伝わり方』を決める」。さて、第1位に輝いたポイントは? ぜひこの本で確認を!

221130fl_trd03.jpg

ザッソウ 結果を出すチームの習慣
 著者:倉貫義人
 出版社:日本能率協会マネジメントセンター
 要約を読む

最後にご紹介するのは、雑談でチーム力を上げる『ザッソウ 結果を出すチームの習慣』です。

著者によると、高い生産性と創造性を発揮できるチームをつくるには「ザッソウ(雑談と相談)」が有効だそう。本書で「ザッソウ」しやすいチームづくりを学び、心理的安全性の高いチームをつくりましょう!

一生使える雑談のコツを教えてくれる、おすすめの3冊をご紹介しました。この3冊をチェックしておけば、初対面や商談での会話も、突然の沈黙にも慌てなくなるはず!

◇ ◇ ◇


flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

スイス中銀、第1四半期の利益が過去最高 フラン安や

ビジネス

仏エルメス、第1四半期は17%増収 中国好調

ワールド

ロシア凍結資産の利息でウクライナ支援、米提案をG7

ビジネス

北京モーターショー開幕、NEV一色 国内設計のAD
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴らす「おばけタンパク質」の正体とは?

  • 3

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗衣氏への名誉棄損に対する賠償命令

  • 4

    心を穏やかに保つ禅の教え 「世界が尊敬する日本人100…

  • 5

    マイナス金利の解除でも、円安が止まらない「当然」…

  • 6

    ワニが16歳少年を襲い殺害...遺体発見の「おぞましい…

  • 7

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    中国のロシア専門家が「それでも最後はロシアが負け…

  • 10

    ケイティ・ペリーの「尻がまる見え」ドレスに批判殺…

  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 5

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 9

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中