プレスリリース

元警察庁 情報通信局 情報技術解析課長 高橋 守氏が合同会社デジタル鑑識研究所 技術顧問に就任

2024年05月21日(火)09時30分
デジタル鑑識(デジタルフォレンジック)サービスを手掛ける合同会社デジタル鑑識研究所(本社:千葉県松戸市、代表:中村 健児)は、元警察庁技官で警察庁 情報通信局 情報技術解析課長等を歴任した高橋 守氏を技術顧問として迎え、デジタル鑑識技術とサービス品質の向上を図りました。
高橋氏は、警察庁技官として約20年にわたりサイバーセキュリティ及びデジタル鑑識に携わり、日本警察のサイバー対応力を育ててきたこの分野における第一人者です。


●顧問就任年月日
2024年5月10日


●高橋氏の略歴
1981年 京都大学工学部数理工学科卒業
同年警察庁入庁
1998年 三重県警察警務部長
2000年 警察庁情報通信局技術対策課調査官
2002年 同課サイバーテロ対策技術室長
2007年 警察庁情報通信局情報技術解析課長
2012年 警察大学校警察情報通信研究センター所長
2019年 警察庁退職
同年イオンフィナンシャルサービス(株)顧問
2024年 同社顧問退任


●高橋氏顧問就任ご挨拶
みなさま、はじめまして。
このたび、デジタル鑑識研究所を顧問としてサポートさせていただくことになりました。

私は、警察庁技官として2000年以降一貫してサイバーセキュリティ、デジタルフォレンジックの分野を担当してまいりました。
特にサイバー犯罪捜査に欠かせないツールや手法の開発、インシデント対応は、実務の責任者として担当いたしました。
2000年に発生した、中央省庁のホームページ改ざん事案に際しては、内閣官房に設置された専門調査チームに警察庁からのメンバーとして参加し、その後の対策の立案に参画いたしました。
情報技術解析課長であった時には、全国警察のデジタルフォレンジック技術の向上、要員の育成などを進めてまいりました。
警察庁退職後は、イオングループの総合金融会社であるイオンフィナンシャルサービス株式会社において、顧問として国内外のグループ各社の情報セキュリティ対策をサポートしてまいりました。

デジタルフォレンジックという用語が日本に上陸してから約20年が経ちました。ほとんどの方が法医学(メディカルフォレンジック)には関わりがないように、デジタルフォレンジックもドラマの世界の中だけのもので、普通に生活する限り縁がないはずのものでした。
ところが、インターネットの利用とパソコンやスマートフォンの普及により、普通に生活していてもサイバー犯罪とは無縁ではいられなくなってきました。フィッシングメールは毎日のように届きますし、サポート詐欺のサイトはそこら中に存在します。ランサムウェアの被害は、プライム上場企業においても報告されています。これらの犯罪に巻き込まれたときに、いかにして早期に被害の範囲を特定し、以後の被害を最小化するかは、各企業の責任になります。
こうなると、デジタルフォレンジックのお世話にならずには済みません。「何が起きているのか? なぜそうなったのか?」を知ることが、対策を考える上で必須ですが、それを調べることができる人材が各企業に在籍していることはまずありません。

デジタル鑑識研究所では、警察で培われたデジタルフォレンジックのノウハウを活かして、これらの調査に対応しています。いち早く、「何が起きているのか? なぜそうなったのか?」を調査報告し、みなさまの以後の対策と事業継続をサポートします。
私も微力ではございますが、デジタル鑑識研究所の活動を通じて、みなさまをサポートに努めて参ります。

よろしくお願いいたします。

2024年5月
高橋 守


●高橋氏近影
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/395331/LL_img_395331_1.jpg
高橋氏近影

【会社概要】
会社名 : 合同会社デジタル鑑識研究所
所在地 : 千葉県松戸市
代表者 : 代表社員 中村 健児
設立 : 2020年10月22日
URL : https://dflabo.co.jp/
事業内容: サイバーセキュリティに関する次の業務
・デジタル鑑識(デジタルフォレンジック)
・インシデントレスポンス
・ダークウェブに対する情報流出事実調査及び監視

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/395331/LL_img_395331_2.png
会社ロゴ


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

メキシコ大統領選、シェインバウム氏勝利宣言 前任の

ワールド

トルコ製造業PMI、5月も50割れ 需要鈍化で生産

ワールド

骨太の方針、21日にも閣議決定の見通し=関係筋

ビジネス

航空会社団体、今年の業界収益予想を上方修正 記録的
MAGAZINE
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
2024年6月 4日号(5/28発売)

強硬派・ライシ大統領の突然の死はイスラム神権政治と中東の戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「回避」してロシア黒海艦隊に突撃する緊迫の瞬間

  • 2

    キャサリン妃「お気に入りブランド」廃業の衝撃...「肖像画ドレス」で歴史に名を刻んだ、プリンセス御用達

  • 3

    テイラー・スウィフトの大胆「肌見せ」ドレス写真...すごすぎる日焼けあとが「痛そう」「ひどい」と話題に

  • 4

    「自閉症をポジティブに語ろう」の風潮はつらい...母…

  • 5

    1日のうち「立つ」と「座る」どっちが多いと健康的?…

  • 6

    ウクライナ「水上ドローン」が、ロシア黒海艦隊の「…

  • 7

    ヘンリー王子とメーガン妃の「ナイジェリア旅行」...…

  • 8

    「娘を見て!」「ひどい母親」 ケリー・ピケ、自分の…

  • 9

    中国海外留学生「借金踏み倒し=愛国活動」のありえ…

  • 10

    「みっともない!」 中東を訪問したプーチンとドイツ…

  • 1

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「回避」してロシア黒海艦隊に突撃する緊迫の瞬間

  • 2

    キャサリン妃「お気に入りブランド」廃業の衝撃...「肖像画ドレス」で歴史に名を刻んだ、プリンセス御用達

  • 3

    中国海軍「ドローン専用空母」が革命的すぎる...ゲームチェンジャーに?

  • 4

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像を…

  • 5

    ハイマースに次ぐウクライナ軍の強い味方、長射程で…

  • 6

    仕事量も給料も減らさない「週4勤務」移行、アメリカ…

  • 7

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 8

    都知事選の候補者は東京の2つの課題から逃げるな

  • 9

    テイラー・スウィフトの大胆「肌見せ」ドレス写真...…

  • 10

    「自閉症をポジティブに語ろう」の風潮はつらい...母…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 3

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「回避」してロシア黒海艦隊に突撃する緊迫の瞬間

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 7

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 8

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中