自民党の裏金問題に踏み込めないのも納得...日本が「森喜朗の国」になった経緯とは
森は組織委会長在任時「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言をし、世界をドン引きさせた。女性理事を増やす日本オリンピック委員会(JOC)の方針への私見を述べたというが、森はなぜ非難されたか分からなかっただろう。それまで密室でおじさん仲間にはウケていたに違いないからだ。
武道は礼に始まり礼に終わるが「森道」は密室で始まり密室で終わる。普通のおじさんならそれでいいが、森は一国の重大懸案のキーマン。なのに誰も踏み込めない。岸田首相も安倍氏亡き後、森に頼っていた弱みがあり及び腰なのは周知の事実だ。
森はかつて「神の国」発言でひんしゅくを買ったが、日本はずっと「森の国」なのである。そういえばプーチンとも仲が良かったな。
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