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マレーシアGDP、第1四半期は前年比4.2%増 輸出がプラス転換
2024年05月17日(金)13時47分
マレーシア政府・中央銀行が17日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比で4.2%となり、市場予想を上回った。写真は市場で買い物する女性。クアラルンプールで16年撮影(2024年 ロイター/Olivia Harris/Files)
[クアラルンプール 17日 ロイター] - マレーシア政府・中央銀行が17日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比で4.2%となり、市場予想を上回った。家計支出が増加し、輸出も好転した。
ロイターによるエコノミスト調査では3.9%成長が見込まれていた。2023年第4・四半期のGDP伸び率は2.9%に若干下方改定された。
3四半期連続で減少していた輸出が2.2%増加。中銀のアブドゥル・ラシード総裁は「今後、輸出は通年で改善する見込みだ」と述べ、対外・国内指標は短期的に経済成長が続くことを示唆していると付け加えた。
第1・四半期の経済成長率は、季節調整済みの前四半期比では1.4%となった。昨年第4・四半期は1%のマイナス成長だった。
経常黒字は162億リンギ(34億6000万ドル)に拡大。前四半期は9億リンギまで急減していた。