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EU、「グリーンウォッシュ」巡り最終指針 ファンド基準を確認
2024年05月15日(水)14時02分
欧州連合(EU)の欧州証券市場監督機構(ESMA)は14日、投資ファンドが見せかけの環境対策「グリーンウォッシュ」で非難されないようにするための最終的な指針を示した。写真はEU旗。ブリュッセルで23年2月撮影。(2024年 ロイター/Yves Herman/File Photo)
Huw Jones
[ロンドン 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州証券市場監督機構(ESMA)は14日、投資ファンドが見せかけの環境対策「グリーンウォッシュ」で非難されないようにするための最終的な指針を示した。
ESG(環境・社会・企業統治)に関連する用語を名称に含むファンドは、その目標を満たす資産を少なくとも80%保有しなければならないとした。
この最低基準はESMAが意見を公募したガイダンス案に沿っている。
ESMAは声明で「ガイドラインの目的は投資家を保護することであり、資産運用会社がファンドの名称にESGや持続可能性に関連する用語を使用するための基準を提供することだ」としている。
既存ファンドの運用会社は約9カ月以内に対応しなければならない。新規ファンドはより早期の対応が求められる。