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米中高官、中国の過剰生産巡り協議 太陽光パネルや石炭など

2024年05月11日(土)07時06分

米国務省の高官は10日、米中が気候変動に関する2日間の二国間協議で、太陽光パネルやバッテリーの製造、鉄鋼生産、発電用石炭における中国の過剰生産能力について協議したと明かした。写真はポデスタ米気候特使。6日撮影(2024年 ロイター/David Swanson)

[ワシントン 10日 ロイター] - 米国務省の高官は10日、米中が気候変動に関する2日間の二国間協議で、太陽光パネルやバッテリーの製造、鉄鋼生産、発電用石炭における中国の過剰生産能力について協議したと明かした。

米大統領上級顧問(クリーンエネルギー問題担当)を務めるジョン・ポデスタ氏が8─9日にワシントンで中国の劉振民・気候変動担当特使と初の公式な二国間会談を実施。アゼルバイジャンで開催される国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)に向けてどのように協力していくか、またメタン削減や森林破壊などの問題でどのように協力していくかなどについて話し合った。

国務省の高官によると、米国側は会談で、中国が安価な太陽光パネルや石炭を世界市場にあふれさせ、他国のクリーンエネルギー製造を圧迫していると伝えたという。

ロイター
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