ソロス・ファンド、第1四半期にNYCB株売却 GS追加取得
著名投資家ジョージ・ソロス氏の一族が運営するソロス・ファンド・マネジメントが第1・四半期に、経営不安に見舞われている米地銀ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB) の株式を売却したことが、当局への報告書で15日、分かった。ニューヨーク証券取引所で1月31日撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
[15日 ロイター] - 著名投資家ジョージ・ソロス氏の一族が運営するソロス・ファンド・マネジメントが第1・四半期に、経営不安に見舞われている米地銀ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB) の株式を売却したことが、当局への報告書で15日、分かった。
昨年12月末時点では約150万株 (1500万ドル相当)を保有していた。
NYCBの株価は今年に入って64%急落している。1月に発表した予想外の赤字決算と減配を受けて売りが加速した。
ソロス・ファンドは一方、JPモルガン・チェースを3万4500株(690万ドル)、ゴールドマン・サックスを3万3550株(1400万ドル)、それぞれ追加取得した。
著名投資家ダニエル・ローブ氏が率いるヘッジファンド運営会社サード・ポイントも第1・四半期にゴールドマンを25万株(1億0440万ドル)新たに購入した。