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中国テンセント、第1四半期は予想上回る6%増収 広告など好調

2024年05月14日(火)22時30分

 中国インターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が14日発表した第1・四半期決算は、売上高が6%増加しアナリスト予想を上回った。3月撮影(2024年 ロイター/Tingshu Wang)

Josh Ye

[香港 14日 ロイター] - 中国インターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が14日発表した第1・四半期決算は、売上高が6%増加しアナリスト予想を上回った。ビジネス・サービスと広告販売が好調だった。ただ総利益の半分近くを稼ぐゲーム事業の回復は依然鈍い。

売上高は1595億元(220億4000万ドル)。LSEGが集計したアナリストの予想平均(1584億4000万元)を上回り、5期連続の増収となった。

国内ゲーム収入は2%減の345億元。2大タイトルの「王者榮耀(Honor of Kings)」と「和平精英(Peacekeeper Elite)」の不振が顕著だった。海外ゲーム収入は3%増の136億元と増加に転じた。

オンライン広告収入は26%増の265億元。

「広告主がより効果的に宣伝をできるよう、広告技術プラットフォームを改善し、AI(人工知能)を活用した生成広告作成ツールを全広告主が利用できるようにした」と述べた。

フィンテック・ビジネスサービスの売上高は7%増の523億元。決済やEコマースなどのサービスが国内で好評を博した。

純利益は62%増の418億元。アナリスト予想平均の430億3000万元を下回った。

ロイター
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