米ウォルマート、数百人削減へ 本社などへの異動も要請

　５月１３日、米ウォルマートは数百人規模の人員削減を行い、在宅勤務従業員の大半に出社を求めている。写真は同社のロゴ。米シカゴで２０１８年１１月撮影（２０２４　ロイター／Kamil Krzaczynski）

Siddharth Cavale

[１４日 ロイター] - 米ウォルマートは１４日、本社で数百人を削減し、米国とカナダで遠隔勤務をしている従業員の大部分を３カ所のオフィスに異動させる計画を発表した。

同社は社員へのメモで「リモート勤務をしている従業員の大部分と、ダラス、アトランタ、トロントのオフィスの従業員の大部分に異動を求めている」と説明した。

大半はアーカンソー州ベントンビルの本社に異動することになり、一部はサンフランシスコのベイエリアやニュージャージー州ホーボーケンのオフィスに異動するという。

対面で集まる機会を増やすことや企業文化の強化、従業員のキャリア形成が異動の目的と説明した。

また、事業の一部変更に伴い本社の数百人を削減するとしたが、詳細は明らかにしなかった。