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独プーマ、第1四半期は売上高が予想と一致 年内の受注は良好
2024年05月09日(木)09時48分
独スポーツ用品大手プーマが5月8日に発表した第1・四半期決算は、米国市場の回復を背景に売上高が市場予想と一致した。4月10日、パリ近郊で実施したパリ五輪向けプロモーション会場で撮影(2024年 ロイター/Yves Herman)
Linda Pasquini Helen Reid
[8日 ロイター] - 独スポーツ用品大手プーマが8日に発表した第1・四半期決算は、米国市場の回復を背景に売上高が市場予想と一致した。年内の受注状況は非常に良好だとの見通しを示し、株価は12%近く上昇した。
為替調整後の売上高は0.5%増の21億ユーロ(22億6000万ドル)となり、アナリスト予想と一致した。
アルネ・フロイント最高経営責任者(CEO)は決算後の投資家向け説明会で「受注は前四半期比で増加しており、下半期、特に第4・四半期は非常に好調だ」と述べた。
また、第2・四半期の売上高について、為替変動の影響を除いたベースで2─3%の伸びになるとの市場予想は適切だとの見方を示した。
同社の売上の大半を占める小売店はまだ、過剰在庫の処理に追われているが、同社の在庫は昨年3月末と比較して16.8%減少した。在庫状況は第2・四半期にさらに改善すると予想している。