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財新中国製造業PMI、4月は51.4に上昇 1年2カ月ぶり高水準

2024年04月30日(火)11時55分

 4月30日、財新/S&Pグローバルが30日発表した4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.4と、3月の51.1から上昇し、2023年2月以来の高水準を付けた。写真は北京で2022年2月撮影(2024 ロイター/Florence Lo)

[北京 30日 ロイター] - 財新/S&Pグローバルが30日発表した4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.4と、3月の51.1から上昇し、2023年2月以来の高水準を付けた。新規輸出受注が好調だった。

市場予想の51.0を上回った。PMIは50が景況拡大・縮小の分かれ目。

4月は生産と新規受注の拡大が加速。新規輸出受注は約3年半ぶりの高水準となり、中国の景気回復の遅れが目立つ中で明るい材料を提供した。

金属や原油など原材料価格の上昇により、投入コストは6カ月ぶりの高水準を付けた一方、販売価格は引き下げられ、製造業の収益性が低下した。

企業の景況感は引き続き拡大したが、コスト増加と競争激化への懸念で3月から低下した。

財新智庫のシニアエコノミスト、王哲氏は「期待の弱さが引き続き経済発展の大きなハードルの一つで、雇用をさらに圧迫し、デフレのリスクを高めている」と述べた。

ロイター
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