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米ブラックストーン、1─3月期は1%増益 利益が予想を上回る

2024年04月19日(金)04時11分

プライベートエクイティ(PE)世界最大手の米ブラックストーンは18日、2024年第1・四半期の分配可能利益が前年同期比で1%増の12億7000万ドルになったと発表した。2023年1月撮影(2024年 ロイター/Jeenah Moon)

[ニューヨーク 18日 ロイター] - プライベートエクイティ(PE)世界最大手の米ブラックストーンは18日、2024年第1・四半期の分配可能利益が前年同期比で1%増の12億7000万ドルになったと発表した。前年同期は12億5000万ドル。手数料収益が増加した一方、保有資産の売却ペースが減速したことが影響した。

1株当たりの分配可能利益は0.98ドルで、アナリスト市場予想平均の0.96ドルをわずかに上回った。

資産売却による純利益は25%減の2億9330万ドル。プライベートエクイティおよびクレジットポートフォリオ全体で資産売却が減少したことが重しとなった。

ブラックストーンによると、オポチュニスティック(機会便乗型)不動産はほぼ横ばい。コーポレートプライベートエクイティファンドと流動性クレジットファンドはそれぞれ3.4%と2.5%拡大。ヘッジファンドも4.6%増加した。 

GAAP(一般会計原則)に基づく純利益は8億4740万ドルと、前年同期の8580万ドルから急増した。

第1・四半期は340億ドルの新規資本を調達したが、未使用資本は1912億ドルに達している。1株当たりの四半期配当は0.83ドル。

ロイター
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